ご挨拶

コープにいがた理事長 小林 昭三

コープにいがた理事長
小林 昭三

コープにいがたは、昨年の5月に組合員数10万名という大きな節目を突破しました。年度末には組合員数10万4,346名、新潟県内世帯数の11.8%に到達し、設立30周年の記念すべき本年を迎えることができました。

年間供給高は111億8,601万円、前年比104.9%、予算比102.5%となり、前年、予算ともに上回りました。経常剰余金は1億9,535万円となり予算比192.6%、前年比77.9%という増収減益ながらも、予算を大きく上回ることができました。

中期長期的目標である「コープネットグループビジョン2025」の実現に向け、さまざまな事業と活動にとりくんできました。CO・OP商品ブランドの刷新・改善をすすめ,コープクオリティ等のサブブランドを紹介、普及してきました。「村松産特別栽培米こがねもち」「新潟佐渡コシヒカリの焼きおにぎり」などの新潟ならではの新商品を発売しました。その際、原料米の田植え、稲刈りなどに、地元生協組合員として参加し協力してまいりました。『ハピ・デリ!』の増ページ・品揃え強化等で、利用しやすいコープデリ宅配の改善と新展開をめざしてきました。組合員10万人突破を記念して,『ハピ・デリ!』で「ありがとう!コープにいがた組合員10万人記念セール」を3回にわたり実施してまいりました。上越センター移転用地を購入して新築に着手しました。念願の正規職員の新卒採用を再開し,職員組織の体制強化と働き方の改善を図り、力を合わせて中長期的発展に向けた確かな前進を重ねています。

4月14日から続いている平成28年熊本地震は「2度の震度7の巨大地震、1,400回以上の震度1以上の余震が過去最多・最長に渡り継続」という、前例のない強烈・過酷・長期な震災下で、ピーク時11万人の避難者が不安な避難生活を余儀なくされるなど、深刻な被害が広がっています。その緊急支援のためにコープネットグループとして緊急募金や支援要員派遣などにとりくんでいます。5年を超えた東日本大震災や福島原発過酷事故に対する復興支援として復興支援募金に継続的にとりくみました。みやぎ生協の「手作り商品カタログ」利用に100名以上の組合員が協力し、組合員が参加する福島訪問企画を初めて実現しました。南相馬市児童クラブへの支援交流・クリスマスプレゼントとしておやつを贈る企画では各クラブや教育委員会からお礼メッセージやお礼状をいただきました。

「原子力発電に頼らないエネルギー政策への転換」を具体化する再生可能エネルギー普及・拡大の実践として、本部施設の屋根に50kwの太陽光発電設備を設置し全量売電を開始しました。

戦後70年という節目の年に、組合員・理事・職員の3名が日本生活協同組合連合会の「ピースアクション2015」広島行動に参加しました。新潟県生協連ピースアクションや「長岡戦災資料館と模擬原爆投下地巡り」のバス企画などの平和活動にとりくみました。くらしの助け合いたんぽぽの会、子育て支援、地域の見守り、地域の次世代育成貢献、国際的な支援協力などの多彩な活動を展開してまいりました。これらの多様なとりくみを通じて、人と人との助け合いの絆を強化することの意義と役割、その相互扶助・相互連携の中心的役割を担う生活協同組合の発展の重要性などを改めて強く認識してきました。

消費税5%から8%への増税による個人消費と実質所得の減少と景気後退への影響は深刻度を増しており、10%への増税は無謀であるというほどの危機的情勢が想起される昨今です。そのような極めて困難な状況を克服しながら、「頼りにされ、信頼されるコープにいがた」をめざして、「ビジョン2025」を実現しつつ、組織的前進と事業革新を力強く推進してまいりたいと考えます。

生活協同組合コープにいがた
理事長 小林 昭三