理事長のご挨拶

コープにいがた理事長 長谷川 聡

コープにいがた理事長
長谷川 聡

第32回通常総代会によせて

日頃より、生活協同組合コープにいがたをご利用いただきまして感謝申し上げます。

2017年度では、引き続き組合員の皆様からのご協力やご紹介をいただきました結果、県内の加入率は13%(11万6,800世帯)となり、毎週の利用者の確保にとりくんで、前進基調を維持することができました。組合員の皆様に心より感謝申し上げます。一方で事業損益では、計画段階では増員による人件費の上昇と、コープデリグループの物流と情報システムで将来に備えるためインフラに投資することで物件費が増加し、経常剰余は大幅に減少する見込みでした。しかし、人手不足と物流や情報システムの稼動の遅れにより、人件費・物件費の未執行があったことで経常剰余が予算以上に確保され、今後に課題を残しました。

生協の活動について報告いたします。組合員の参加と交流の場である「おしゃべりカフェ」には300名以上の登録があり、毎月多くの方にご参加いただきました。産地交流、収穫体験や工場見学、商品学習会などの催しにも前年よりも多くの方にご参加いただき、多様な要望やご意見をいただいております。更に、ピースアクション、エコチャレンジ、助け合い活動、高齢者支援や社会的テーマを扱った「コープ学び塾」、東日本大震災復興支援の場などにも多くの組合員に関心をもっていただきました。また、医療生協や「子ども食堂」運営団体との連携の他、被爆者団体、核兵器廃絶を目指す団体と共に生協は全国的レベルで「ヒバクシャ国際署名」にとりくみ、地域社会の一員としての生協の役割は広がりをもつに至りました。

さて昨年5月、コープにいがたと新潟県総合生協は新潟県産品由来の商品開発や地産地消のとりくみを通じて、農業や地場産業に貢献するという共通の目的のもとに、地域社会への貢献と相互に尊重しあい、学びあうことを連帯推進共同宣言として発表しました。その後、原料と商品の開発を行い、県産大豆を使った豆腐や佐渡サーモンを発売しました。両生協の共通の目的のためにも、引き続き、この連帯を発展させていきたいと考えています。この中で、総合生協の宅配事業は生活協同組合コープクルコに引き継がれ、コープクルコは私たちが参加しているコープデリ連合会(生協間連帯組織)に加入しました。

この冬の平野部の豪雪に対して、一部の地域で配達を翌日に持ち越すなどの事態が発生しました。このような自然災害はもとより、今後の労働力不足の社会にあって、生活必需品を定曜日に配達する生協の使命の大切さを改めて認識しました。組合員さんのくらしに役立ち“あってよかったコープにいがた”という姿を目指す中で、生協の置かれている状況や到達点を率直に説明しながら、組合員の皆様からのご理解とご協力をいただきたいと存じます。

先々に多くの課題がありますが、総代会に向けて組合員の皆様の忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。

生活協同組合コープにいがた
理事長 長谷川 聡